企業が求める人材
中途採用者に求められるもの
新卒者を採用するときと、中途採用者を採用するときでは、企業側の基準に大きな違いがあります。
新卒者の場合、「今後育って会社に貢献してくれるか」を基準としています。何年か先の将来に期待して、その企業の特色に合わせて育てようとします。
だから、多くの企業は職種を細かく限定せずに募集をかけるのです。能力や技術は問わず、やる気や柔軟性を求めます。
一方、企業が中途採用者を選ぶときの目は非常に厳しいといえます。なぜなら、企業は特定の能力や技術をすでにもち、即戦力となるような人を求めているからです。
企業が中途採用を行なうのは、大きく分けてふたつの場合があります。ひとつは、社員が退社するなどして欠員がでたときです。もうひとつは新規事業の拡大などで、新分野に必要な能力や技術をもつ社員が欲しいときです。
つまり、企業は中途採用で求める人材を具体的に絞っているのです。例えば、営業を募集しているなら、営業一般の基礎的な事柄は既に身についていることが期待されます。
ですから、中途採用では「自分はこれができる」という前職などで培ってきた能力・技術などの即戦力が強みになります。
社会的常識があること
また、企業は中途採用者は社会的常識が身についていることを大前提にしています。言葉遣いや電話の応対などのビジネスマナーや、会社は利益を追及するものといった、会社に対する一般的な常識はあって当然と考えています。そのことを忘れてはいけません。